Japan,
2019年
9月
3日
|
12:15
Asia/Tokyo

英国サセックス公爵殿下(ヘンリー王子)はブッキング・ドットコムをはじめとした業界をリードするブランドと協同し、サステイナブルな旅に関する新たなグローバル・イニシアチブ「Travalyst(トラバリスト)」を開始します。

(本リリースは、オランダ・アムステルダム時間2019年9月3日に共同発表されたリリースの抄訳です)

数々のユニークな宿泊施設と人々を繋げる世界最大級の宿泊予約サイトBooking.com(本社:アムステルダム 以下:ブッキング・ドットコム)は、Ctrip、Skyscanner、TripAdvisor、Visaと共にサセックス公爵殿下(ヘンリー王子)と協同し、すべての旅行をよりサステイナブルにする方法を探り奨励するという、業界全体の革新的なイニシアチブを進めるため、新たなグローバル・パートナーシップ「Travalyst」を開始いたします。本パートナーシップは、旅行業界のサステイナブル・ツーリズムの観光を奨励することにより、自然環境の保全と保護を促進し、現地コミュニティの経済的な発展を拡大することを目的としています。

「Travalyst」と名付けられた本パートナーシップは、世界に良い影響をもたらす要因(catalyst)として旅行業界を活用し、旅行の未来を変えることを目指しています。


サセックス公爵殿下(ヘンリー王子)主導のもと、旅行業界における主なサービス・プロバイダーであるブッキング・ドットコムや Ctrip、Skyscanner、TripAdvisor、Visa が共同で発足した、これまでに類を見ない本イニシアチブは、旅行をよりサステイナブルにする方法を探り、奨励することを目的としています。ユーザーと旅行業界のサービス提供会社とを繋げる主要なグローバル企業が結束し、それぞれの影響力を駆使することで人々の意識を高め、良い変化を促していきます。

旅行者がよりサステイナブルな方法で世界に触れられるよう変化を引き起こしたり、人々や場所、自然を保護したり、今後の世代のため、旅行先や現地のコミュニティにとって望ましい未来を叶えたりと、この全く新しいイニシアチブによって、旅行業界が歩むべき新たな道のりが拓かれていくことでしょう。企業や消費者、コミュニティと共に歩む本活動では、まず現地の人々へのサポートや自然の保護、気候変動や環境破壊への対処、オーバーツーリズムの緩和などについてのサステイナブルな慣行や消費者の選択を促す方法を探り、奨励していきます。

旅行に秘められた可能性
旅行者の増加につれて、現地のコミュニティや環境への影響も増大しています。しかし、旅行中にできる善い行いもまた同様に増えていると考えられています。

  • 2018年、当初の予想よりも2年早いペースで国外への旅行者数が延べ14億人に到達。(国連世界観光機関)
  • 2000年と比較し、1年間に全世界で行われる旅行の数は2倍以上に増加。(世界銀行)
  • 旅行業と観光業により、2018年には8.8兆ドルの経済価値を創出。(世界銀行)
  • 旅行に出かける人は継続的に増加しており、2030年までには国外への旅行者数は延べ18億人に達し、1年間の旅行者数は20年以内に倍増するとみられている。 (国連世界観光機関)
  • 全世界の仕事の1割は旅行関連の仕事が占めている。(WTTC)
  •  10年後、新興市場の国々を訪れる旅行者は1年あたり10億人となり、国外に行く全世界の旅行者数の57%を占めると予測されている。(国連世界観光機関)

Travalystは、世界の旅行市場の力強さと幅広さを活かし、業界内での強力な協働体制を育み、サステイナブルな旅行の方法や取り組みを奨励し、サポートすることを目的に掲げています。本イニシアチブの創設メンバーの望みは、想いを同じくする企業や団体、NGO、そして社会変革をもたらす人々によるムーブメントを引き起こし、旅行をよりサステイナブルなものに変えていくことです。

英国サセックス公爵殿下(ヘンリー王子)は次のように述べています。
「旅行には、異なる文化や新たな体験に対して人々の心を開かせ、世界が持つ魅力を深く尊ぶようにする、他に類を見ない力があります。観光業が間違いなく拡大していくなか、サステイナブルな慣行の採用を世界的に早めること、そして観光業の成長と環境および現地住民のニーズとのバランスを取ることが極めて重要です。企業や消費者、コミュニティを結束させることが、将来の世代のために旅行先や生態系を保護するための最良の機会となるのです」

ブッキング・ドットコムの会長、ギリアン・タンズは次のように述べています。
「想いを同じくする社会起業家やNGO、政策決定者たちの世界的なネットワークの構築を目指して協同する様々なブランドのコミットメントに、深い感銘を受けます。力を合わせることこそ、旅行業における真のパラダイムシフトを生み出す唯一の方法です。ブッキング・ドットコムの望みは、私達が愛する旅行先を保護し、幸福で健全な状態で将来の世代へと残すことです。しかし、それは弊社のみの力では実現できません。私達はまだ解決策をすべて編み出せたわけではありませんが、共に見つけ出していく所存です

Ctripの最高経営責任者、ジェーン・スン氏は次のように述べています。 
「旅行には私達の距離を縮め、国々や無数の文化が持つ美しさを共有し、人類に共通する人間らしさを見つけ出す力があるのです。しかし、そんな旅行には私達の脆い地球を守る義務が伴います。そのため今回、将来の世代が私達の足跡をサステイナブルに辿れる状態にし、世界と人々が共に成長できるよう、才覚に溢れた人々と協働していきます」

Skyscannerの最高経営責任者、ブライアン・ドーブ氏は次のように述べています。
「地球上の文化やコミュニティを結びつける世界の旅行は、現代において非常に価値のあるものです。 そのため私達には、将来の世代が探索し、満喫できるように世界を保全する義務があります。しかし、変化は一夜にして生じるものではないため、今すぐ行動に出る必要があります。旅行業界において大きな地位を占める企業として、私達には合わせた規模を活かして変化を起こす責任があるのです」

TripAdvisorのプレジデント兼最高経営責任者、ステファン・カウファー氏は次のように述べています。
「将来の世代のために私達の貴重な地球とコミュニティを守ろうと努力する責任は、すべての人にあります。力を合わせることでより多くのことを達成できると心から信じています。そのため、旅行の未来に良い影響を与える方法を協力して模索するTravalystに加わることを嬉しく思います」

Visaの会長兼最高経営責任者、アル・ケリー氏は次のように述べています。
「デジタル決済によって世界の旅行と商業を可能にすることは、Visaが個人やビジネス、経済を日々結びつけ、支える数多くの方法の一つです。 また、弊社は自社のサステイナビリティへのコミットメントを示す方法でこれを行うことに注力しています。観光業を通じて長期的な経済成長を支える本イニシアチブに参加できることを誇りに思います」

消費者のトレンドから、サステイナビリティへの良い影響を求める需要の高まりが明らかに
よりサステイナブルな旅行の選択肢の幅を広げ、それらを簡単かつ透明性の高い方法で選びたいという消費者の需要は高まっています。Travalyst の目的は、企業がこの需要を満たすと同時に、本イニシアチブを活用してサステイナブルな慣行の重要性について消費者に興味を抱かせることの一助となることです。また、現地のコミュニティと協働し、社会起業家を交えて最良慣行を奨励することを優先させていきます。

全旅行者の半数以上が、去年よりもサステイナブルな旅行の選択を行いたいと考えていますが、具体的な方法については分からないという旅行者は多いのが現状です。障害となっているのが知識不足や追加のコストが生じるという認識、そしてサステイナブルな旅を実行しようとしたときに選択肢自体が少ない、または魅力的なものが少ないという点です。その一方で、現地のコミュニティや環境への影響は世界の旅行者の多くが考慮する主なポイントとなっています。

  • ブッキング・ドットコムの調査では、世界の旅行者のうち71%は「旅行会社はよりサステイナブルな旅行の選択肢を消費者に提供すべきだ」と回答しており、旅行中に使ったお金を現地のコミュニティに還元することが重要だと感じる旅行者は全体の68%に上りました。
  • 過去12ヶ月間において、Skyscannerを利用した1,000万人の旅行者はCO2排出量が最も少ないフライトを選択しています。
  • Ctripのパートナーの75%は、資源を削減(Reduce)、再利用(Reuse)、リサイクル(Recycle)、そして旅行の生態系における生命の再生(Regenerate)という、同社の4Rイニシアチブに取り組んでいます。
  • サステイナブル・ツーリズムの世界市場は今後4年以内に3,400億ドル拡大すると見込まれています。(TechNavio)

Travalystのコミュニティを広げよう
「Travalyst」は、現地のコミュニティや政策決定者、政府、NGO、主要な企業や社会起業家が持つ専門知識や視点を組み合わせることができる、より協力的なパートナーシップの結成を目指すイニシアチブです。成長を続ける消費者需要に応えるべく、テクノロジーや戦略的な取り組みを活かしてサステイナブルな旅行の選択肢の供給を全世界で拡大させていきます。

個人や団体を問わず、本イニシアチブへの支援に興味をお持ちの場合は、www.travalyst.orgにて詳細をご確認ください。