Japan,
2020年
12月
10日
|
12:00
Asia/Tokyo

ブッキング・ドットコム調査により判明!日本人が「安全第一」な旅に求める重要項目

~安心・安全を得るための検査に抵抗感がない日本人が半数以上~

【2020年12月10日、日本発表】

多種多様な宿泊施設や旅ナカ体験、旅行中のシームレスな移動手段を提供する世界最大級の宿泊予約サイト Booking.com の日本法人 ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社(本社:東京都港区 以下:ブッキング・ドットコム)は、コロナ禍で大きく変容した生活様式や旅行の価値観に関して、ブッキング・ドットコムが実施した調査をもとに、顕著になった「安全第一」に対する姿勢についてご紹介します。日本を含め世界中の旅行者が今後の旅行の中で「安心感」を求めており、観光業界はそのニーズを満たすサービスを提供する必要があることがわかりました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、人々の生活は大きく変容しました。人々が世界旅行の再開を熱望するなかで、新しい行動様式を反映してか、78%もの日本の旅行者は「今後旅行する際には健康や安全に関する対策を強化する予定だ」と答えており、56%は「安全面の懸念から一部の旅行先を避けたい」と回答しています。

この「安全第一」の姿勢は、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために厳格なロックダウンが実施された地域でより顕著に表れており、「一部の旅行先は避けたい」と考えた人はインド(71%)や中国(67%)、韓国(65%)といった国々で多く見られました。これとは対照的に、オランダ(32%)、スウェーデン(47%)、ドイツ(49%)をはじめとする移動制限が比較的緩やかであった国々では「一部の旅行先を避けたい」という懸念が比較的弱い傾向にありました。

責任ある行動を取ることについて、約半数(53%)の日本の旅行者は「到着時に抜き打ちの健康検査が一般的に行われている旅行先に行くことに抵抗はない」と答えており、2人に1人が旅先の検査に対し積極的な姿勢を示していることがわかりました。また、「公共の場でマスクの着用が義務付けられている旅行先に行くことに抵抗はない」と答えた日本の回答者は68%を占めています。

日本の回答者のうち54%は「旅行会社が実施している安全対策について明確に示すこと」を期待しており、43%は「清掃や衛生に関するポリシーをはっきりと表示することは今や必須事項である」と答えていることから、人々は宿泊施設だけではなく、旅行業界に対しても同様に安心感を求めていることが垣間見えます。

ブッキング・ドットコムでは、「宿泊施設が実施している健康や安全に関する取り組みをより正確に把握したい」という旅行者の需要が高まっていることを受け、パートナー施設が健康・安全に関する取り組み(衛生や消毒、ソーシャルディスタンスに関するものなど)を施設ページに明確に掲載できるよう改善しました。

現在1,400万件以上のリスティングで健康・安全に関する取り組みが表示されているブッキング・ドットコムは、人々のニーズに合った方法で「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」という企業理念を叶えるべく、ユーザーの皆様が次回の旅行の予約を安心して行う上での助けとなる情報を発信してまいります。

ブッキング・ドットコムが発表する、旅の安全性をはじめとした『旅行の未来に関する予測(Future of Travel)』の詳細については、こちらをご覧ください:https://www.booking.com/articles/category/future-of-travel.html

*調査はブッキング・ドットコムによって、過去12ヶ月の間に出張またはレジャー・観光目的で旅行に出かけ、かつ(移動制限が解除された場合)今後12ヶ月間以内に出かける予定のある成人を対象に行われたものです。28の国・地域の計2万934名の回答者(内訳:アメリカ999名、カナダ496名、メキシコ497名、コロンビア997名、ブラジル999名、アルゼンチン499名、オーストラリア995名、ニュージーランド499名、スペイン999名、イタリア996名、フランス996名、イギリス999名、ドイツ996名、オランダ498名、デンマーク499名、スウェーデン499名、クロアチア498名、ロシア1,001名、イスラエル498名、インド997名、中国994名、香港499名、タイ497名、シンガポール496名、台湾499名、韓国997名、ベトナム500名、日本995名)が対象となりました。調査は、オンラインアンケートで2020年7月に集計されたものです。