Japan,
2022年
12月
1日
|
11:13
Asia/Tokyo

ブッキング.ドットコム発、日本をめぐる“サステナ・トラベル”

〜新しいサステナブルと出会う旅へ!〜

旅が変わる! 私が変わる! 地球が変わる!

今、時代は、音を立てて変わっていっています。まさに、激動の時代。先行きが不透明で、不安に包まれたVUCAなどと呼ばれる時代でもあります。そんな今こそ、ご褒美の旅、新しい自分、そして新しいサステナブルと出会う旅を、自分にプレゼントしてみませんか? 

ターゲットは、日本列島全国。縄文時代から、もともと、自然を愛で、自然と共に生きてきた日本という国は、サステナブルな知恵の宝庫。全国各地に芽生えつつあるサステナブルを追求するホテルや旅館を、今こそ選んで、訪ねてみたいと思いませんか? 

かつての「見る・食べる・遊ぶ」の旅から、「感じる・考える・学ぶ」の21世紀の旅へ。 
旅が、快楽や娯楽だけの時代から、人生を考え直す、人生を飛躍させる時代へと、大きく変わりつつある今、人や自然に優しい視点を持ったサステナブルな旅が求められます。 
こうした旅を、ブッキング.ドットコムでは、日本をめぐる“サステナ・トラベル”と名付けました。それは私たちの愛する地球を、未来に繋ぐ、感動と学習に溢れた素敵な発見の旅です。 

2021年より、ブッキング.ドットコムでは、パートナー施設が取り組んでいるサステナブルな活動を表示できる仕組みを展開。
「廃棄物の削減」「エネルギーや温室効果ガス」「節水」「地域コミュニティ支援」「自然環境」に分類し、一定の評価基準をクリアした宿泊施設は、「サステナブル・トラベル」バッジを取得でき、旅行者は、「100%再生可能エネルギーを使用しているか」「節水シャワーを導入しているか」「使い捨てのプラスチック製品を使用していないか」など、どのようなサステナブルな取り組みを行っているかを確認することができるというもの。 
これは、旅行業界では初めての取り組みだそう。 
ここでご紹介する「サステナ・トラベル」は、こうしたブッキング.ドットコムのサステナビリティへの本格的な取り組みから生まれた、まさに未来につながる旅の提案です。

サステナ・トラベルのもう一つの意味は、「自分を愛する」「自分を信じる」「自分を尊ぶ」ことでもあります。 
利他の基本は、自分を愛して、自分を愛でる余裕と自信あふれる心ではありませんか? 
サステナ・トラベルは、自己肯定感を高める旅、でもあります。 
自然に触れて、土地の人々に出会い、美しい風景や美味しい食べ物に出会うことで、心が温まって、自分をもっともっと好きになれる! 
新しい自分に出会う旅、始まります! 
 

地産地消の食べ物に出会うと、心がほっこりする。 
その土地で、情熱を持ってものづくりをしている人に出会うと、心がワクワクする。 
時計の針がゆっくりになって、ぼーっとして風に吹かれている時間が心地よくて、 
美しい夕陽や、星空を眺めて、いつしかスローな旅に溶けていく自分を感じる―― 
その土地で見つけた宝を磨いて、新しいビジネスやプロジェクトを生み出す、そんなきっかけをもらえるサステナ・トラベルは、忘れそうになっていた大切なものを、今一度思い起こさせてくれる旅でもあります。 
 

まずは第一弾、 ブッキング.ドットコムのサステナ・トラベルは、三重県から始めます。 伊勢神宮、熊野古道という日本人の心の故郷のような聖地を擁した三重県ですが、 「とこわか」や「おかげさま」という温かい言葉を生んだ原点とも言える土地柄は、 まさに私たち日本人が大切にしたいスピリットに溢れています。 

今回は、サステナビリティとカルチャーとをかけ合わせた新しいプラットフォームである VISON、またウェルネスの発信基地でもあるNEMU RESORTを訪ねました。 アートディレクター、シェフ、プロデューサー、三重県の観光プロジェクトのリーダーなど、 サステナブルな世界をクリエイティブにパワフルに表現するキーパーソンにも会い、 たくさんの情熱とインスピレーション、未来へのヴィジョンをいただきました。

三重に始まり、日本列島を旅する「サステナ・トラベル」企画は、エディトリアル・ディレクター大野重和、ライター川分香織、カメラマン李春湖を中心に、取材・執筆・撮影・編集で腕を磨いてきた旅のプロのチームが腕を振るいます。 
美食、伝統工芸、自然散策から地域の課題解決まで、全方向で、日本を元気にする「サステナ・トラベル」を、ぜひ応援してください! 

まずは、自然と文化とイノベーションが溶け合う、三重県のサステナ・トラベルへ、 出かけましょう〜! 

「サステナ・トラベル」編集長 
生駒芳子 

生駒芳子(いこまよしこ) 
ファッションジャーナリスト、アート・プロデューサー。日本エシカル推進協議会会長。消費者庁サステナブルファッション・サポーター。株式会社アートダイナミクス代表、有限会社アンダーグラウンド(冨永愛個人事務所)代表。VOGUE、ELLEの副編集長を経て2004年より「マリ・クレール」の編集長を務め、独立。ファッション、アート、デザインから、社会貢献、エシカル・ファッション、クール・ジャパンまで、カルチャーとエシカルを軸とした新世代のライフスタイルを提案。地場産業や伝統産業の開発事業、地域開発など、地域創生にも多く取り組む。2015年よりレクサス匠プロジェクトのアドバイザー、2016年より、伝統工芸をベースにしたファッションとジュエリーのブランド「HIRUME」(https://www.hirume.jp)をスタートさせ総合プロデュースする。 

日本和文化振興プロジェクト理事、三重テラスクリエイティブ・ディレクター、江戸東京きらり委員、文化庁・文化審議会委員、内閣府・消費者委員会委員、東京2020ブランドアドバイザリーグループ委員、WEF(Women's Empowerment in Fashion)理事、国連WFP(国際連合世界食糧計画)顧問、一般財団法人Next Wisdom Foundation 評議員、デザインアソシエーションNPO理事、NPO法人「サービスグラント」理事、杉野服飾大学大学院講師など 


 

陶芸家でアートディレクターの内田剛一氏と。内田氏がプロデュースした「カタチミュージアム」にて。

 VISONでの、薬草畑を眺めながらの朝食。