Tokyo,
2017年
8月
23日
|
00:00
Asia/Tokyo

「休暇モードへの気分の切り替え方」に関する調査をブッキング・ドットコムが発表

日本人を含め、世界の約20人に1人は休暇中にずっと心配ばかりしており、 休暇を満喫できていないことが判明!

[2017年8月23日:日本発表] 世界最大のオンライン宿泊予約サイト Booking.com (ブッキング・ドットコム)の日本法人 ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表:アダム・ブラウンステイン 以下:ブッキング・ドットコム)は、「休暇モードへの気分の切り替え方」に関する調査を発表しました。

旅における「休暇モード」に気分を素早く切り替えるためのコツを探すため、ブッキング・ドットコムは、世界各地25ヶ国から1万8,000名以上の旅行者を対象にアンケートを実施しました。

休暇の長短に関わらず、旅行は思う存分満喫したいものですが、家庭や仕事、また休暇を取ること自体に心配事は尽きず、世界のアンケート回答者の約29%は、「休暇初日に何かハプニングが起きてしまうのでは」と心配していると回答し、39%は「旅の最初の24時間はただぼんやりと時間が過ぎてしまう」と回答しています。以上のことからも分かるように、旅行者の多くは様々な心配事によって旅先で上手に休暇モードに切り替えられていないことが分かります。

休暇モードに気分が切り替わるまで

調査によると、休暇モードに気分が切り替わるまでの時間は人によって異なります。世界のアンケート回答者の22%は、「宿泊施設に到着してすぐ」気分が切り替わると回答。このことから、宿泊施設が気分の切り替えに大きな役割を果たしていることがわかります。14%は「睡眠や休養を取って身体的にリラックスしてから」、12%は「荷物を解くとすぐに」、8%は「休暇に入ってから丸一日かかる」と回答しています。また、5%は残念ながら「休暇中もずっと休暇モードに気分を切り替えることができない」と回答しました。

 

 

 

 

 

日本人の24%は、「宿泊施設に到着してすぐ」気分が切り替わると回答。22%は、「旅行先に到着してすぐ」、11%は「休暇に入ってから丸一日かかる」、9%は「現地の食事をしてからしばらくして」、6%は「休暇中もずっと休暇モードに気分を切り替えることができない」と回答しています。

 

 

 

 

 

 

休暇を満喫できない理由

世界のアンケート回答者の20%は、休暇が始まってから最初の24時間は心配事が絶えないとし、13%はリラックスしたり開放的な気分になったりすることができないと回答しています。休暇モードになかなか切り替えられない要因として様々な心配事が考えられます。ひとつは「家を留守にしていることや置いてきたペット」に関する心配などで、回答者全体の21%に及びます。16%は「テクノロジー機器やSNS」、15%は「休暇中にかかるお金」を気にかけており、18~34歳の年齢層ではその比率は20%に上がります。また、14%は「仕事」が心配であると回答し、11%は休暇が始まる前から「休暇が終わった後」のことを心配しています。

 

 

 

 

 

一方、日本人の14%は休暇が始まってから最初の24時間は心配事が絶えないとし、20%は「家を留守にしていることや置いてきたペット」、18%は「仕事」、11%は「休暇中にかかるお金」、10%は「テクノロジー機器やSNS」が心配であると回答しており、様々な心配事によって十分に休暇を満喫できていないことがわかります。

 

 

 

 

 

温かいおもてなしが休暇モードへの切り替えのカギとなる

休暇モードへの切り替えは難しく思えるかもしれませんが、不可能ではありません。日光を浴びたり、爽やかな空気を吸ったりすることは大いに役に立ちます。世界のアンケート回答者の51%は、休暇モードに切り替えるポイントとして「完璧な気候」が重要な要因と回答しています。滞在先も同じく重要であり、「期待値以上の宿泊施設」は休暇モードへの切り替えをスムーズにすると40%が回答し、55歳以上の年齢層ではこの比率は47%に上がります。また、29%は「居心地の良い宿泊施設」、24%は「対応のよいスタッフやコンシェルジュ」と回答しました。テクノロジー機器の利用はストレスの元となりえるものの、22%は「WiFiへのアクセス」と回答しました。

 

 

 

 

 

日本人の51%は「自宅のようにくつろげる宿泊施設」、49%は「現地の食事が楽しめる」、40%は「完璧な気候」、29%は「期待値以上の宿泊施設」、26%は「事前に宿泊施設について豊富な知識があること」が休暇モードに切り替えるためのポイントとなると回答しています。

 

 

 

 

 

スタッフやコンシェルジュの対応の評価に関しては、多くの国籍の旅行者が温かいおもてなしがカギになると考えています。ブッキング・ドットコムユーザーの実際のクチコミは1億1,800万件にのぼり、それによると「温かいおもてなし」を特に重視する国籍はイタリア、イギリス、フランス、スペイン、中国(※1)であることがわかりました。

 

また、世界中のブッキング・ドットコムユーザーに、「温かいおもてなし」のカテゴリーで高い評価を得た宿泊施設トップ5は下記です。(※2)

「温かいおもてなし」のカテゴリーで高い評価を得た宿泊施設

1

エリート・ゲスト・ハウスモスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

2

ホトリニテ山中湖村(山梨県・日本)

3

アル・ピアッツァ・マリーナB&B (パレルモ・イタリア)

4

ヴィラ・ノクティス(ラヴェンナ・イタリア)

5

カザンスカイ・ポッドボロイ・ホステル (カザン・ ロシア)

より素早く休暇モードに切り替えるために

世界のアンケート回答者の38%は、休暇が始まって最初の24時間が最も記憶に残ると回答しています。ブッキング・ドットコムでは、休暇が始まったその瞬間から旅行者が旅を楽しめるように、ライフコーチ兼ウェルビーイング・エキスパート、スローン・シェリダン・ウィリアムス氏とタッグを組み、旅行者がより素早く休暇モードに気分を切り替えることができるためのコツを提案します。

  1. 行列に並ぶことは旅の付き物です。世の中の大部分は右利きなので、列に並ぶときは向かって一番左側のカウンターに並ぶようにしましょう。多くの人は利き手側に並ぶ傾向があるので、一番左側に並ぶ人は比較的少数派です。賢く列に並べば、空港でも手荷物受取所までサクサク進むことができます。
  2. 携帯電話の電源をオフにして、今いる場所に意識を集中してみましょう。新しい環境への脳の順応を促すことができます。電話から開放されたら、指で軽く唇を撫でみましょう。これをすることで、身体をリラックスすることができ、不安の負のループにブレーキをかけ、気持ちを落ち着かせることができます。
  1. 滞在先がアパートメントやホステル、または船上ホテルやツリーハウスであっても、多くの旅行者は自宅に似た環境に落ち着きを感じます。お気に入りの小物、飲み物、マグカップ、枕カバー、日記、家族の写真など、心が落ち着くものを旅行先に持っていきましょう。

マーケティング最高責任者CMOのパパイン・ライヴァースは次のように述べています。

「待ちに待った旅行であれ、ふと思い立って予約した旅行であれ、休暇中に旅行に行くことは貴重な経験になります。旅行者がスムーズに計画を立て、目的地に到着してすぐに旅を満喫できるようサポートし、旅のストレスの軽減やより素早くリラックスできることをお手伝いすることはとても重要なことです。また、目的に合った宿泊施設選びがとても大事なことも分かっています。5人に1人以上の旅行者はヴィラ、アパートメント、ホテル、その他宿泊施設に到着してすぐに、休暇モードに気分が切り替わると回答しています。テクノロジーを活用しながら、旅行者の声に耳を傾け、人々がピッタリの宿泊施設を見つけるお手伝いをしています。130万軒を越える宿泊施設、および2,500万部の部屋を掲載しているブッキング・ドットコムでは、ユニークで素晴らしい滞在先を、世界中にある他のどの旅行会社よりも数多く提供しています。」

(※1) ブッキング・ドットコムユーザーにより、42言語で「温かいおもてなし」のキーワードが使われた実際のクチコミデータの分析にもとづきます。「温かいおもてなし」を重視する国籍は、クチコミ内でキーワードが使われる回数の最も多い国籍にもとづいています。

(※2)ブッキング・ドットコムユーザーにより、42言語で「温かいおもてなし」のキーワードが使われた実際のクチコミデータの分析にもとづきます。さらに、キーワードの使用回数と、宿泊施設の評価の高さを比較しました。ここでリストアップされた5つの宿泊施設は、クチコミ内で「温かいおもてなし」が使われた中で、もっともクチコミスコアの高いトップ5です。