Tokyo,
2016年
10月
19日
|
17:51
Asia/Tokyo

(抄訳リリース)ブッキング・ドットコム、世界の子供達を対象とした家族旅行に関する調査結果を発表

子供たちが選んだ「理想の旅の条件」とは? 10代は安定した高速Wi-FiとSNSで目立つための画像撮影の機会、 5~11歳はプールとアイスクリームを重視。さて、日本の子供たちは!?

本参考資料は2016年10月19日(現地時間)にアムステルダムで発表されたプレスリリースの抄訳です 

[2016年10月19日 :アムステルダム(オランダ)] 世界最大のオンライン宿泊予約サイトBooking.com(Priceline Group [NASDAQ: PCLN]のグループ会社)は、世界各国の子供たちが家族旅行に何を望んでいるのかを明らかにしようと調査を実施し、結果を発表しました。世界中の子供たちから寄せられた2万2,500件以上の旅行後の回答を集計したところ、その結果[1] から子供たちが喜ぶ最も重要な要素(例:飛び跳ねるのに最適なベッドや子供向けの特別ディナーなど)はもちろん、各要望について最も評価の高い旅先も明らかになりました。

12~15歳頃の子供たちにとって最大の関心事は、「旅行中もSNSへの投稿と友達とのやり取りが続けられること」でした。

  • 12~15歳の多く(89%)が「安定した通信ができるWi-Fiが絶対に欠かせない」と回答。特に日本において顕著な結果が出ている。
  • 同年代の約半数(44%)が「SNS投稿用の目立つ写真を撮影することが重要」と回答
  • プールまたはビーチのそばに滞在し、多くのアクティビティを楽しめることがトップ5位内にランクイン
  • 旅行中にほかの子供たちと仲良くなることが重要と考えているのは4人に1人(25%)にとどまる

上記結果とは対照的に、5~11歳の子供はより社交的かつアクティブで、プールやビーチ近くでの滞在を好む傾向がありました。

  • 5~11歳のトップ2は、プール(73%)、およびビーチ(58%)の近くに滞在すること。続いて、地元ではできないアクティビティ(54%)が3位にランクイン。
  • 同年代の約半数(42%)は、「ほかの子供たちと遊ぶこと」を重視。また3分の1以上が、「旅行中のアイスクリーム食べ放題」(34%)や、「普段は食べてはいけないと言われている食べ物を食べること」(32%)を重視。
  • 5人に1人が「自宅の自分の部屋よりも大きな部屋」(24%)と「飛び跳ねられるベッド」(22%)に泊まることが重要と回答。10人に1人(10%)は、「旅先に面白い話ができるスタッフがいること」を期待。

調査結果から、ギリシャやブラジル、アメリカが今年の子供向け旅先の上位にランクされました。この3ヶ国はいずれも、実際に訪れた子供の回答でおすすめの旅先として挙げられており、子供が旅行の重要要素として挙げる、夜のアクティビティやビーチの近くの宿泊施設、SNS投稿に最適な1枚を撮れる場所などが、すべて揃っています。また、日本やメキシコ、カナダも世界各国を旅行した子供たちから評価が高く、様々な旅先が、ますますアクセスしやすく家族旅行で訪れやすい場所になっていることを示しています。

 

ブッキング・ドットコムの製品開発担当ディレクターである Adrienne Enggistは次のように述べています。「旅先で共に過ごす時間は家族にとって大切な思い出になりますが、子供たち全員が旅行中ずっと楽しく過ごせるプランを立てるのは簡単なことではありません。弊社はご家族にぴったりの旅行を見つけていただくことを使命としており、そのためにお役に立てるよう宿泊者のクチコミを充実させ、便利な絞り込み機能を備え、100万軒を超える宿泊施設に簡単に予約できるようにしています。ブッキング・ドットコムでは、わずか数回のクリックで、話題のアウトドアスポットに近い宿泊施設や、家族連れにぴったりのレストラン、思い切り飛び跳ねることができるベッドも、簡単に見つかります」

 

 

小さな冒険者たちの貴重な意見 調査結果まとめ

SNSで高評価

「通信状態の良いWi-Fi」(89%)と「SNSウケする写真」(44%)は12~15歳にとって旅行の重要項目であり、家族旅行中も友達に報告することを重視していることがわかります。ブラジルは、12~15歳が「今年の夏に最高の写真を撮影できるスポット」として1位にランクインしました。リオのコルコバードのキリスト像やシュガーローフ マウンテンなどを一望できる最上階のアパートメント、およびビーチサイドの有名ホテルが挙げられています。この年代の子供たちにとって、InstagramやFacebookなどのSNSでどれだけ「いいね!」をもらえるかは、とても重要なことのようです。

 

遅めの朝食

12~15歳のほぼ半数(42%)と5~11歳の4分の1以上(26%)が、「朝寝坊しても朝食を提供してくれる宿泊施設」を求めています。5~11歳の実に77%が、ポーランドについて「遅めの朝食が食べることができて良い」と回答し、クロアチアは年長の子供たちに高く評価されました。また時間を気にせずに朝食を食べたい場合は、焼きたてのパンやスクランブルエッグがいつでも食べられる自炊形式がおすすめです。こういった施設なら「1日で一番大切な食事」とされている朝食を食べそびれてしまうことがありません。

  

 

 

普段は親の目が厳しくても・・・

今年の夏に旅行をした子供たちの3人に1人(32%)が、「家族旅行で最も重要なのは普段は食べてはいけないと言われるものを食べること」だと答えています。旅行が、異文化の食べ物を味わい、おいしいものをお腹いっぱい食べる絶好の機会となっていることが垣間見られます。この点では、日本が1位に選ばれています。なんと84%の子供たちが「日本への旅行では食べ物がおいしかった」と回答しました。色鮮やかなネタの寿司や餃子などの人気が高いのはもちろん、人形焼きなど初めて味わう日本のお菓子も楽しんだようです。

 

夜更かしをする

今年の夏は、5~11歳の約半数(46%)と12~15歳の4人に1人(27%)が「夜のアクティビティ」を重視していました。多くのホテルでキッズクラブ、ベビーシッター、夜のショーなどが設けられるようになり、子供を楽しませるための手配は以前よりもと楽になりました。アイススケート、サイクリング、野生動物の観察、釣りなどバラエティ豊かなアクティビティを手軽に楽しめるカナダは、「夜のアクティビティが充実し、夜更かしができる旅先」として、実に5~11歳の4人に3人以上(78%)が評価しています。

  

 

ビーチへ行こう

太陽と海と砂浜 – 旅行中に子供たちを夢中にさせておくには最高の組み合わせです。砂のお城を作ったり、海で水遊びをしたり、「ビーチの近くに宿泊すること」は5~11歳にとっては2番目に、12~15歳では4番目に重要なこととして挙げられています。のんびりとした雰囲気のビーチ、楽しいウォータースポーツ、絶好のシュノーケリングスポットが揃う島がいくつもあるギリシャは、いずれの年代の調査でもビーチで過ごす旅行先として1位に輝いています。